「自己依存」と「他人依存」という言葉があります。
前者が周囲の物事に対して自ら何かをしようと言う姿勢で、後者が他者に期待するという姿勢です。
これはここ数年の個人的なテーマなのですが、先回の記事でちょこっとお話した‘GARNET CROWの歌詞の特殊性’にも繋がるかな~と思い記事にしてみます。
~☆~☆~☆~
日本の音楽業界に存在するあまたの女性ボーカルの楽曲の9割は恋歌なのですが、正直、ぼちにとっては他人依存の曲ばかりで食傷気味でした。(悪口になっちゃうので名指しは避けます)
そして、それらとガーネットの楽曲を比べると非常に対照的で興味深いです。
例えば、よくある恋歌で片思いの場合、「こんなに愛してるのよ」の連呼に始まり仕舞には「どうして私じゃいけないの?」とつながります。
それがガーネットだとこうなります。(以下、抜粋)
僕は君と出会いただ愛おしく 君が誰をみてるとしても 変わらずに大切にしてゆこうって思えたんだ どんな形でも
「恋することしか出来ないみたいに」より
また、微かな別れの予感に際し、巷にあふれる恋歌だと「いやだよ」「離れたくないよ」に終始します。
それがガーネットだとこうなります。
いつかいなくなる君にいつか倒れる僕は 何が出来るの?何を残せる?何を感じてゆける?
「Last love song」より
極めつけは死別の曲で、よくある歌だとやっぱり「悲しいよ」「会いたいよ」に終始します。ひどい歌では「今年も〇〇へいくって、あなた約束したじゃない」となります。
生き返れってか・・・。(ー△ー;)
それがガーネットだとこうなります。
旅立つ君へ僕が出来ること 何もないけれど強く生きるよ 優しい君が躊躇わずにいけるように 最後の雨が虹に変わるよ
「君を飾る花を咲かそう」より
~☆~☆~☆~
例をあげていくとキリがないのですが、改めて言うまでもなく巷に溢れる恋歌が「他人依存」でガーネットの楽曲が「自己依存」です。
結局のところ、人間関係でも日常生活でも「変えられるのは自分だけ」なのだと思います。こちらがどう思い行動するかは自分の範疇ですが、それに対し相手がどう判断し行動するかは相手の範疇です。
すべての物事に対して「じゃあ自分はどうするのか」という姿勢で臨めば相手や周りの状況にいらいらする事もなくなるし、変えられる事だって実はけっこうあります。ぼちは来年も「自己依存」でいきたいと思います。
そんなこんなで、一年間お付き合いいただきありがとうございました。よいお年を。
(*⌒∇⌒*)
~おしまい~
前者が周囲の物事に対して自ら何かをしようと言う姿勢で、後者が他者に期待するという姿勢です。
これはここ数年の個人的なテーマなのですが、先回の記事でちょこっとお話した‘GARNET CROWの歌詞の特殊性’にも繋がるかな~と思い記事にしてみます。
~☆~☆~☆~
日本の音楽業界に存在するあまたの女性ボーカルの楽曲の9割は恋歌なのですが、正直、ぼちにとっては他人依存の曲ばかりで食傷気味でした。(悪口になっちゃうので名指しは避けます)
そして、それらとガーネットの楽曲を比べると非常に対照的で興味深いです。
例えば、よくある恋歌で片思いの場合、「こんなに愛してるのよ」の連呼に始まり仕舞には「どうして私じゃいけないの?」とつながります。
それがガーネットだとこうなります。(以下、抜粋)
僕は君と出会いただ愛おしく 君が誰をみてるとしても 変わらずに大切にしてゆこうって思えたんだ どんな形でも
「恋することしか出来ないみたいに」より
また、微かな別れの予感に際し、巷にあふれる恋歌だと「いやだよ」「離れたくないよ」に終始します。
それがガーネットだとこうなります。
いつかいなくなる君にいつか倒れる僕は 何が出来るの?何を残せる?何を感じてゆける?
「Last love song」より
極めつけは死別の曲で、よくある歌だとやっぱり「悲しいよ」「会いたいよ」に終始します。ひどい歌では「今年も〇〇へいくって、あなた約束したじゃない」となります。
生き返れってか・・・。(ー△ー;)
それがガーネットだとこうなります。
旅立つ君へ僕が出来ること 何もないけれど強く生きるよ 優しい君が躊躇わずにいけるように 最後の雨が虹に変わるよ
「君を飾る花を咲かそう」より
~☆~☆~☆~
例をあげていくとキリがないのですが、改めて言うまでもなく巷に溢れる恋歌が「他人依存」でガーネットの楽曲が「自己依存」です。
結局のところ、人間関係でも日常生活でも「変えられるのは自分だけ」なのだと思います。こちらがどう思い行動するかは自分の範疇ですが、それに対し相手がどう判断し行動するかは相手の範疇です。
すべての物事に対して「じゃあ自分はどうするのか」という姿勢で臨めば相手や周りの状況にいらいらする事もなくなるし、変えられる事だって実はけっこうあります。ぼちは来年も「自己依存」でいきたいと思います。
そんなこんなで、一年間お付き合いいただきありがとうございました。よいお年を。
(*⌒∇⌒*)
~おしまい~