年末からずっと頭痛に悩まされてきました。
はじめはバファリンなどの市販薬で治まっていたのが、仕事が忙しくなり休みが減るにつれて徐々にひどくなっていきました。やがては金属の輪で頭が締めつけられる感じで、階段を下りるたびにズキズキと痛むようになる始末です。これは頭痛持ちじゃなかった人にとってはけっこうな恐怖です。「脳梗塞とか怖い病気だったらどうしよう!」と脳神経外科でMRIを撮ってもらいました。結果は脳梗塞ではなく典型的な緊張型頭痛とのことでした。
その緊張型頭痛って?
肩や首のこりにより血液の流れが悪くなることで起こる頭痛です。首の後ろからせり上ってくる感じの痛みや、金属の輪で締めつけられるような痛みが多いようです。目まいに似たふわふわした感じを伴うこともあり、手のしびれに繋がることもあります。姿勢の悪さ、ストレス、PCに長時間向かう生活などが原因で起きます。日本人に一番多い頭痛の種類だそうです。
そこで治療してみました。
1.対症療法
・病院でくれる薬(弛緩剤、痛み止め)
・こまめに温泉
・運動、ストレッチ
・整体、つぼ押し
・市販の肩用湿布
→結果:それなりに効果あり。でもやめるとすぐに再発します。やはり対症療法ではダメですね。
(ー△ー;)
ということで、
2.原因療法
・PCに向かうポジション変更
仕事では1日中PCの前にいる生活です。ぼちの机は基本設計が古く、PCが普及する前の事務机です。高さが70cm以上あります。根本原因はそこにありました。最近のPC作業用デスクの多くは高さが60cm台です。ということは、事務机では自然とヒジと肩の位置が上がってしまいます。これが最もいけなかったようです。でも、せっかく支給してくれた机を「これイヤだから代えて!」とは言えません。
(´・ω・`)
そこで、日曜工作です。ホームセンターで木の板を買ってきて、切って貼って即席フットレストの完成です。机の高さに合わせてイスの座面と足もとの高さも4cmほど上げてしまいました。
上はフラット
下はこんな感じ
これが効果テキメンでした。太ももと机との隙間はだいぶ狭くなってしまいましたが、まあ良しとしましょう。あとは姿勢を改善してなるべく背骨の真上に頭がくるように気をつけるようにしました。これで頭痛もだいぶ改善です。全快とはいかずとも、かなり薬の量を減らすことが出来ました。
( ・◇・ )
まとめ
緊張型頭痛の改善のためには、血行をよくしストレスを貯めないことが大事です。姿勢を改善して、こまめに運動・ストレッチして血の巡りをよくして、しっかり休みましょう。
もっとも、頭痛には種類がたくさんあり、中には怖い病気がもとになる場合もあります。まずは根本原因が何かを探ることが大事です。バファリンなどの市販の薬が効かなくなったら一度病院を訪ねましょう。実は脳梗塞で、気がついた時にはアウト~!では悲しすぎます。
~おしまい~